MacBookPro 13-inch に Parallels 5 で Windows 7 をインストールし、しばらく仮想マシン上で Windows 7 を試していましたが、まだ不安はあるものの思い切って PC の方へインストールすることにしました。
アップグレードとはいうものの
タイトルにアップグレートと書いてはみましたが Windows XP から Windows 7 にアップグレードする場合は新規インストールすることになります。作業を始める前に Windows XP から Windows 7 へのアップグレード – Microsoft Windows ヘルプと使い方を一通り読んでおいた方がいいと思います。
今回インストールした PC の構成
ちょいと古い構成ですが以下のような感じ。
PC の構成
マザーボード |
GIGABYTE GA-73PVM-S2H |
プロセッサ |
Core 2 Duo E4500 @ 2.20GHz |
メモリ |
2GB 800MHz DDR2 |
グラフィックス |
NVIDIA GeForce GT 220 1GB DDR3 |
互換性情報
アプリなどの互換性に関しては以下のページを参考にしました。
データの移行は Windows 転送ツールだけでは不十分
手順通りに Windows 転送ツールでバックアップし Windows 7 のインストールも終え、ドライバー関連もグラフィックカードのドライバー以外は Windows 7 に含まれたもので特に問題ありませんでした。そして、Windows 転送ツールでバックアップしたデータをコピーし、アプリケーションを一つづつインストールして Skype を起動してみたら履歴がない。
えええええええ?
と、ここで焦ってはいけません。
Windows 7 のインストール中にパーティションをフォーマットしない場合、Windows XP で使用されていたファイルは Windows.old フォルダーに保存されます。このフォルダーに含まれるファイルの種類は、コンピューターによって異なります。
Windows.old というフォルダがあることを確認しほっと一安心。
Skype チャット履歴のバックアップを参考にして作業を進めて無事復活しました。よかったよかった。
- Windows XP の場合での Skype 履歴の格納場所
- C:/Documents and Settings/[UserName]/Application Data/Skype
- Windows Vista / 7 の場合での Skype 履歴の格納場所
- C:/User/[UserName]/AppData/Roaming/Skype
バックアップ重要。可能ならば Windows 7 をインストールする前にハードディスクの中身を丸ごとバックアップしておいた方がいいかもしれません。
その後
やっと一通りアプリをインストールし終わって Windows Update をしてみたら今度は Microsoft Update をインストールできないっていう問題にぶつかりました。何度試してみてもエラーになる。Windows 転送ツールでデータを移行したことで Internet Explorer の古いデータが何かしら悪さをしていたのかもしれませんがどうにも原因がつかめず、泣く泣く Windows 7 を再インストールすることにしました。データを外付けハードディスクにバックアップし、Windows 7 の DVD から起動して今度はハードディスクをフォーマットしてからクリーンインストールをしました。インストール終了後、まっさきに Microsoft Update をインストールして無事成功を確認。グラフィックカードのドライバーをインストールして、手動でバックアップしていたファイルを戻していき、アプリケーション類をまた一からインストールしていきました。バックアップしたファイルはいつ必要になるともしれませんのでしばらくは消さずに残しておきましょう。