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MacBook Pro 13-inch (MC374J/A) で Boot Camp と Parallels 5

MacBook Pro 13-inch (Early 2010) で Windows を走らせる場合のパフォーマンスの目安とするために、Boot Camp でインストールした Windows XP SP3 を Boot Camp 3.1.5 と Parallels 5 のそれぞれで CINEBENCH 11.529 を使って計測してみました。

CINEBENCH 11.529 での結果
Mac OS X 10.6.4 WinXP SP3
Boot Camp 3.1.5
WinXP SP3
Parallels 5.0.9370
OpenGL (fps) 11.04 (基準値) 11.90 (107.79%) 0.94 (8.51%)
CPU (pts) 1.35 (基準値) 1.31 (97.04%) 1.29 (95.56%)

Boot Camp 上ではほぼ実機

誤差程度でほぼ実機と同じ感じでしょうか。

Parallels 5 上では実用レベルギリギリ?

CPU の結果では満足できる数字が出てますが、やはり OpenGL の結果は0.08倍と心もとない感じです。とは言っても実際に使っている感じでは 3D ゲームは無理だとしても Internet Explorer などはサクサク動いてます。おそらく Excel なんかもストレスなく動くのではないでしょうか。

そういえば、近々、次期バージョンの Parallels 6 がリリースされるそうです。3D のパフォーマンスが40%ほど向上してるとか。

ちょっと期待しちゃいます。でも、おそらくまたアップグレードは有料なんだろうなあ。

Parallels 6 がリリースされる前に Parallels 5.0.9370 上の WindowsXP で FF XI のベンチマークソフトを試してみました。最終的な結果は 1930 前後だったと思います。この数字は公式ページに掲載されてるベンチマークスコアの指標によると「ちょうど」らしい。

CPU に関しては十分満足できる速度で、グラフィックスに関してはネットブックよりちょい上って感じでしょうか。うちは IETester で制作した Web サイトの表示確認をする程度にしか使わないので十分だったりします。

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MBP 13-inch + Parallels 5 で Windows 7 のベンチマークテスト

Windows 7 を Parallels Desktop 5 for Mac を使って MacBook Pro 13-inch 上で動かしてみました。Aero も動いてます。

windows7_on_parallels5

ついでに CINEBENCH R10 を使ってベンチマークテストしてみました。

CINEBENCH R10 での比較
Mac OS X 10.6.1
(Snow Leopard)
Windows 7
(Parallels 5)
比率 (%)
Rendering (Single CPU) 2580 2303 89
Rendering (Multiple CPU) 4708 4386 93
Shading (OpenGL Standard) 4593 1808 39

CPU での処理はほぼ実機レベル

CPU での処理においては実機の約 93 % と、満足のいくスコアになりました。

OpenGL の 3D 表示は約 1/3

OpenGL での 3D 表示においては実機の約 39 % となりました。これは微妙なスコアにも思えますが、以前に行ったiMac G5 20-inch と MacBook Pro 13-inch のベンチマーク比較の時は iMac G5 20-inch の OpenGL のスコアが 1152 だったことを考えると仮想マシンで動いていながら 1808 という数字は健闘している方かもしません。ゲームなどのグラフィック重視のアプリケーションを使うのでなければ十分に実用レベルなのではないでしょうか。

ただし、MacBook Pro 13-inch にはメモリを 4 GB 積んでますが Parallels で Windows 7 を動かすとなるとメモリの使用量が大変なことになりますので注意。