とりあえずエラーページを用意してみました。いわゆる 404 Not Found
とかいうアレです。
なぜって?ディレクトリ内の丸見えを防ぎたかったんです
使っているサーバはさくらインターネットのレンタルサーバ スタンダードプランで、さくらは .htaccess で設定をいぢることはできるんですが、Options
が使えない。なのでインデックスファイルが存在しないディレクトリを開いた時に中身が丸見えになるのを防ぐには、Options
を使わずに違うアプローチが必要になる。公式サポートのひみつのフォルダにあるファイルの一覧を見られないようにしたいというページでは DirectoryIndex
を使ってインデックスファイルの設定の最後にエラーページを指定して、インデックスファイルが存在しない場合はエラーページに飛ばす方法が書かれていました。まあ、この方法を使うことにしたわけですが、ただエラーページを用意しただけじゃつまらないので色々と細工をしてみました。
めんどくさいことは Perl に投げちゃお
細工と言っても単純で、エラーコード 404
だけでなく 403
や 500
にも対応できるように、エラーページを Perl スクリプトにして動的に出力してやることにしました。
ステータスコードは検索ロボットたちに優しいんです
Perl スクリプトにすることでステータスコードをきちんと返すことができるようになる。きちんとステータスコードを出力することによって、エラーを、人にだけでなく Google や Yahoo などの検索ロボットにも伝えることができるので、結果的に検索から訪れる人に対してのエラーを減らすことができる。
真っすぐな視線には弱いんです
なお、当初の目的である、インデックスファイルがない時に error.cgi へ飛ばした場合ですが、error.cgi へ直接アクセスされることになります。なので、直接 error.cgi へアクセスがあった時はエラー 404
を返し、ファイルは存在しませんよと偽装することにしました。
- error.cgi の大まかなサンプルコード
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my $error_code = $ENV{REDIRECT_STATUS};
# エラー 500 (Internal server error) の場合
if ( $error_code eq "500" ){
# エラー 404 (File not found) の場合
} elsif ( $error_code eq "404" ){
# エラー 403 (Permission denied) の場合
} elsif ( $error_code eq "403" ){
# error.cgi への直接リンクの場合
} else {
# 404 を偽装しステータスコードも 404 を返す
print "Status: 404 Not Found\n";
}
- .htaccess の中の関連する項目
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#-----------------------------------------------
# インデックスファイル
DirectoryIndex index.cgi index.php index.xhtml index.shtml index.html /error/error.cgi
#--------------------------------------------------
# エラー400 (Bad Syntax) リクエストの方法が違います
# エラー401 (Authorization Required) 認証に失敗しました
# エラー403 (Permission denied) アクセス権限がありません
# エラー404 (File not found) 該当するページが見つかりません
# エラー500 (Internal server error) 内部サーバーエラー(主にCGIなどの誤り)
#ErrorDocument 400 /error/400.php
#ErrorDocument 401 /error/401.php
ErrorDocument 403 /error/error.cgi
ErrorDocument 404 /error/error.cgi
ErrorDocument 500 /error/error.cgi
- error.cgi の実行結果例
-
エラーページ作成にあたって 68user’s page 内の error.cgi を参考にしました。